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みんなで牧場に遊びに行ったよ!

2016もりみつ5毎週木曜日に久留米市で子どもたちと自然遊びとお散歩会を行っている
もーりえです。
前回の3/24は、北野町の森光牧場さんで牛の餌やり&搾乳体験を行いました。
次回の予定は、3/31(木) 10:30~12:00 
@石橋文化センターペリカン噴水前に集合です。
文化センターでお散歩&お花見の予定です。
お天気が良かったら、みんなでゆっくりお花見しながら、
お弁当を食べても楽しいですね。

 

本年度の最後のステップアップデーでしたが、春休み恒例企画である牧場体験@森光牧場さんでした。
毎年、春休みに参加するのが楽しみにしている人が多い、大人気のイベントです。
今回も、赤ちゃんから未就園児、幼稚園に通うお友達、お母さん、お父さんとたくさんの方が参加してくれました。

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森光牧場さんでは、3種の乳牛(ホルスタイン、ジャージー、ブラウン・スミス)と
1種の肉牛(黒毛和牛)の4種類、合計70頭近くの牛たちが飼育されています。
今回も、牛舎にいる牛たちへの餌やりと、数日前に生まれたばかりの子牛へのミルクやり、
そして牛の乳しぼりを体験させてもらいました。

初めて牛舎に来た子は、まず牛舎の周りの独特の臭いにびっくりして、
どの子も鼻を押さえながら、おそるおそる牛舎へ近づいていきます。
本で見るのと違って、本物の牛は自分の何倍も大きくて、いろんな声や音を出しながら、
餌を食べたり、糞をしたり、おしっこをしたりしています。

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餌やりでは、むしゃむしゃと干し草を食べる牛の口の様子や、
自分が持った干し草を牛に引っ張られて、思わず「うわ~!」とびっくりしたり、
予想よりも大きな牛の迫力に、怖くて近づけない子もいました。
乳しぼりでは、さらに牛に近づいて、生き物としての温かさや手触りを体感できます。
乳しぼりをすることで、普段飲んでいる牛乳がどんな風にして牛から出てくるものなのか、
そして牛乳とは牛のおっぱいなのだという事実を子供たちの目で確認することができたかなぁ・・・と思います。

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そして、今回はなんと牛の出産にも立ち会うことができました。
おかあさん牛の産道から子牛の蹄が出てきて、
その足くびに縄をかけて大人2人で力を込めて引っ張ります。子牛の体が産道から出てきて、
おかあさん牛が子牛の体を舐めてあげる様子をみんなでどきどきしながら、見守りました。
酪農という生き物を扱うお仕事の、命の現場をほんの少しだけ垣間見ることができました。

そして、昼食には、この牧場のミルクで作ったヨーグルトやチーズ製造時にできるホエイ(乳清)を
与えて育った豚(ちくごミルクポーク)のソーセージを使ったホットドック、
そして、牛糞から作られた堆肥で育ったレタス、
牛乳とお酢で出来るカッテージチーズ、それから、しぼりたて牛乳をいただきました。
さらに、デザートには森光牧場の牛乳を使ったミルクジェラートがあり、
まさに森光牧場の美味をお昼ご飯でも体感できる内容でした。
ちなみに、ホットドックはうきは市のリバーワイルドハムファクトリーさんで、
アイスは久留米市の久留米ジェラートさんで食べることができます。
本当に美味しいので、ぜひ行ってみてくださいね!

子供たちは、本当に正直なもので、しぼりたて牛乳を何回も何回もおかわりに来る子供が何人もいて、
やっぱり美味しいものに対して「うまい!!」と素直に感じることができるのだな、と思いました。

そして、気が付けば、さっき産まれたばかりの子牛がおかあさん牛のおっぱいを自分で立ち上がり、飲んでいました。
子供たちも「赤ちゃん牛がもう立ってるよ!」とびっくりしていました。
本当に、本当に貴重な体験をさせてもらい、
ただただ、牧場体験会を行ってくださる森光牧場の方々に感謝するばかりです。
本当に、ありがとうございました。

そして、私たちは、ただ「美味しい!」と牛乳やチーズを消費するだけでなく、
酪農家と牛たちの周りにあるいろんな思いや問題を知ることが大切ではないかと感じました。
子供たちの次の世代にも、国産の美味しく安全な牛乳や乳製品を食べてもらうためにも、
森光牧場さんのような未来に向かった気持ちを持たれている酪農家さんが
安心して酪農を続けていけるような社会になってほしいと思います。
そのためにも、まずは牧場の現場を知り、そのことに関心をもってかかわることが大切だと思います。
どうか、子供たちにも牛乳がどうやってできるのか、
牛さんたちがどんな風に過ごしているかをお家でもお話ししてあげてほしいと思います。

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▲今日初めてあったばかりの二人。
いつのまにか二人で楽しそうにえさやりをしていました。

 

 

 

今回の牧場での体験から、酪農に興味をもってくれる子供たちが少しでも増えてくれたらうれしいですね。
最新号の「ばばあ~る」では、森光牧場を営む森光力さんのインタビューが掲載されています。
図書館やくるるん、市民センターや子育て支援センターなど、いろんな所に配布されてますので、
ぜひ読んでみてくださいね。(談:N)